車載組込み系システム
Solution
車載組込み系システムへの取り組み
Outline
車載関連ソフトウェア開発の主要企業。
自動車業界の変革期に際し、革新的な車載テクノロジーを実現します。
長年、車載系ソフトウェア開発に取り組んできたノウハウを活かし、先進の車載システム開発を支援します。
車載ソフトウェア開発は急速に変化し、CASE(Connected、Autonomous/Automated、Shared、Electric)に加え、エネルギー効率などのトレンドへの対応が求められています。モビリティのシステム自体をOver The Air(OTA)で更新したり、アプリを追加したりするため、サイバーセキュリティの重要性も高まっています。
弊社は新しい技術の獲得と市場要件に適応し、国際的な市場競争を繰り広げる自動車メーカーやサプライヤーに対して、高度なソフトウェア開発技術で貢献します。
NDSインフォスの3つの技術領域
Technical Area
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パワートレイン系ECU
ソフトウェア開発
(エンジン・トランスミッション等)エンジンやトランスミッションECUの開発に従事しており、特にベーシックソフトウェア開発領域を得意としています。
車載組込ソフトの開発は、AUTOSAR(車載ソフトウェア標準化仕様)に基づいた開発をしており、大きくアプリケーション、ランタイム、ベーシックソフトウェア(BSW)の三層に分かれます。ベーシックソフトウェアは、ハードウエアと車載ソフトウェアを繋ぐ階層で、従来のOS、ドライバ、ミドルウエアに相当し、大まかに、サービス層、ECU抽象化層、マイクロコントローラ抽象化層(MCAL)、複合ドライバ層の4つに分けられます。さらに、この4つの層の中身も、車載ソフトウェアを動作させるための役割に対応する細かいモジュールに分割されています。弊社はベーシックソフトウェア開発を得意領域とし、CAN通信、ダイアグ、リプログラム、データフラッシュ、電源管理、セキュリティー対応を中心に各種ECUのソフトウェア開発を行っています。 -
シャーシ系ECU
ソフトウェア開発
(ブレーキ・アクセル等)シャーシ系ECUとは、自動車の走行の足回りを担うシャシー領域において、ステアリング、ブレーキ、サスペンションなどの制御を行うECUのことです。
ブレーキECUとは、ブレーキを制御するECUのことで、アンチロック ブレーキ システム(ABS)、トラクション コントロール システム(TCS)、電子ブレーキ フォース ディストリビューション(EBD)などの制御アルゴリズムを使用して、各輪の制動力を調整します。義務化される自動ブレーキでは、カメラやセンサーの情報をもとに作動し、衝突回避や衝突の被害を軽減するなどの制御を行います。
弊社では、長年培ったベーシックソフトウェア開発技術と最新技術を取り入れ、先進のブレーキシステムの開発支援をしています。 -
車載ECU製品検査ソフトウェア開発
自動車に搭載されるECUは年々複雑化し、数も多くなっています。これらの車載ECUに、一つでも不具合が生じると自動車事故にも繋がります。車載ECUは、製造工程の中で、一つ一つ検査され、正常と判断されたECUのみが自動車に搭載されます。この車載ECUを検査するソフトウェアが製品検査ソフトウェアであり、弊社では、エンジン、シフトバイワイヤー、EV/HV系のECU、統合ECU等あらゆる車載ECUの製品検査ソフトを開発、納入しています。
技術者情報
Technician Information
モビリティ開発技術者 | |
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機能安全 | 3人 |
車担業務 | 10人 |
シミュレータ開発 | 8人 |
ECU開発 | 45人 |
製品検査ソフト開発 | 29人 |
サーバー系 | 5人 |
車載システム開発言語 | |
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C | 100人 |
C# | 10人 |
BEN2000,2015 | 5人 |
Falcon(C++) | 20人 |
開発事例
Case
開発事例
ブレーキECUのダイアグ開発
現在の自動車は、CAN通信を介して、車両全体のECU間通信を行っています。この通信で得られるデータを利用して、故障診断を行うのが「ダイアグ」です。ダイアグは、車両の専用コネクタにテスターを接続し、テスターからECUへメッセージを送信します。それに対してECUは、ECUの状態等を示すデータを返信します。これをテスターで受信することで故障の状況を知ることができます。弊社は、主にブレーキECUでダイアグに関連する機能の開発に携わっています。
開発事例
製品検査ソフトウェア開発
製品検査ソフトウェアは、自動車に搭載されるECUの正常性を検査するソフトウェアです。検査ソフトウェアは、主に(1)車載ECUに検査専用ソフトウェアを書込むFLASH書込み、(2)寒冷地、酷暑地での動作を保障する低高温連続検査、(3)全検査項目の検査を実施する常温検査、(4)車両制御ソフトを書込むVCS書込みの工程に分かれます。弊社は、エンジン制御、パワーステアリング、自動運転、EV車、運転者サポート、ワイヤレスキー、接近センサー、メインボディー(ドア等)、カーエアコン等のECUの検査ソフトウェアの4工程すべての開発に携わっています。
開発事例
リプログ機能の開発
自動車向け車載ECUでも、プログラム書き換え要求が年々高まっており、CAN通信経由でプログラム書き換えることをリプログラミング(リプログ)と呼びます。リプログの機能は、自動車の安全、安心を守るため、更に、自動車の機能向上、利便性を向上する上でなくてはならない機能であり、近年、その用途は非常に重要なものになってきています。弊社では、ECUには必須となるリプログ機能の開発に携わっています。
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