民間系ソリューション

高圧ガス特定設備
強度計算ソフト
(TOSCA-TW)

Solution

TOSCA-TWとは

Outline

TOSCA-TWは、高圧ガス保安法特定設備検査規則に基づく強度計算書作成支援ソフトです。
わかりやすい操作画面、各種マスタによる自動計算、豊富な入力支援機能により、複雑な強度計算書の作成を支援します。
印刷した強度計算書は特定設備検査などの申請書として提出できます。
高圧ガス保安協会様の推薦もいただいており、申請業務がスムーズになった、時間短縮や計算ミス削減に効果を発揮しているなどの声とともに、180社を超えるメーカー様にご利用いただいています。

TOSCA-TWの図

TOSCA-TWの特徴

Feature

  • 130種類以上の強度計算書を用意

    高圧ガス保安協会様発行の強度計算書(胴板や鏡板(内圧計算・外圧計算)、フランジ、穴の補強など)、TOSCA-TWが独自開発した強度計算書(ねじ構造、パッドフランジの穴補強など)を搭載しています。第二種特定設備の強度計算書と合わせて、130種類以上の強度計算書を搭載しています。印刷した強度計算書は、高圧ガス保安協会様へ特定設備検査などの申請書として提出することができます。

  • 材料の許容引張応力や降伏点など
    様々なデータを内蔵

    特定設備検査規則に定められた使用材料を内蔵しており、使用材料と設計温度で補正された許容引張応力を自動で計算します。使用材料はユーザー様が追加登録することもできます。また、特定設備検査規則に定められた別図第1(外圧チャート)も内蔵しており、入力した設計条件から外圧計算の仮定最小板厚を自動で計算することができます。

  • 直感的な操作画面と多彩な入力支援機能

    強度計算書をイメージした画面上で、直感的な操作を行うことができます。注釈入力(文字・罫線・図形・画像の挿入)、ページ番号の一括入力、参考図や資料の表示、強度計算書間のデータ連携機能など、多彩な入力支援機能を搭載しています。また、強度計算時には、入力データの妥当性のチェック(合否判定)を行います。

強度計算書作成の流れ

Flow

  1. STEP

    様式の選択

    強度計算書の一覧画面から作成するものを選択します。強度計算書は胴・鏡板(内圧計算、外圧計算)、フランジ、穴の補強、伸縮接手、強め輪などのカテゴリーに分かれており、選択すると強度計算書イメージの入力画面を表示します。

  2. STEP

    設計条件の入力

    入力画面に使用材料や設計条件を入力していきます。使用材料一覧からの材料選択、許容応力の自動計算、入力値の適合範囲チェック、参考図の参照などの入力支援機能が利用できます。また、文字や画像を挿入することもできます。

  3. STEP

    強度計算・合否判定

    必要な条件を入力を終えたあと、強度計算を実行します。強度計算は『特定設備検査規則関係例示基準集』に基づき自動計算します。強度計算の際、入力データの妥当性(様式不適合、板厚不足など)による合否判定を行います。不合格となった場合、表示されたエラー原因を参考にして、入力した条件を見直してください。

  4. STEP

    強度計算書の出力

    強度計算書を印刷します。強度計算書は個別に印刷する方法とまとめて印刷する方法があります。印刷結果はそのまま高圧ガス保安協会様に申請用強度計算書として提出することができます。

多彩な入力支援機能

Ability

  • 注釈入力(文字・罫線・図形・画像の挿入)

    入力画面を注釈編集モードを切り替えることで強度計算書に文字や線を記入することができます。
    線の種類や色を指定することができ、参考図やユーザー様が用意した画像を挿入することもできます。※BMP形式、JPG形式、PNG形式の画像のみ使用可

  • 使用材料
    データベース

    特定設備の使用材料(許容引張応力・降伏点・縦弾性係数・線膨張係数)を内蔵しており、選択した材料と使用温度により補正された許容引張応力を自動計算します。
    また、外圧材料曲線も内蔵しており、外圧計算の仮定最小板厚を自動計算します。※使用材料はユーザー様で追加することができます。

  • 参考図・参考資料

    設計条件の入力に役立つ参考図を画面上で参照することができます。
    また、炭素鋼・低合金鋼一覧、線膨張係数・縦弾性係数対応表、パイプ寸法等を画面上で参照することができます。

  • サマリーシートの
    出力

    強度計算書の入力値と計算結果をまとめてExcelシートに出力します。
    複数の強度計算書が一つのシートにまとまっているため、設計条件の整合性、強度計算書間の入力値・計算値の整合性、判定結果(合格・不合格)などの確認に便利な機能です。

  • 様式連携機能

    上流の強度計算書の入力値を下流の強度計算書に自動展開し強度計算を行います。
    強度計算の時間短縮とともに、データの二重入力や入力ミスを削減することができます。
    また、連携したパネルは部品化して登録することが可能です。

導入実績とお客様の声

Voice

導入事例

山口県A社:効率化に成功

以前は強度計算書を社内で開発したExcelで作成していましたが、メンテナンスに時間が取られていました。TOSCA-TWを使用することで、効率的に作業を行えるようになりました。

導入事例

兵庫県B社:作業時間が大幅に短縮

許容応力値などの自動入力が便利で、初心者でも簡単に計算ができます。計算ミスもなくなり、強度計算の時間を大幅に短縮することができました。また、計算シミュレーション用としても利用しています。

導入事例

静岡県C社:10時間以上の
時間短縮に成功

計算ミスがなくなりました。申請種類として使用できることが便利で、検査機関の審査もスムーズになりました。1基あたり10時間以上の時間短縮となりました。

導入事例

神奈川県D社:強度計算書を統一

強度計算書を統一することができました。設計者による個人差がなくなり、いい状態になっていると思います。

よくある質問

FAQ

  • A.

    デモ版(DVD)をご用意しています。「資料請求」より資料をダウンロードしていただき、デモ版貸出申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはメールでお申込みください。

  • A.

    計算機能については正規版と同じ機能をご利用できますが、強度計算書は背景にサンプルと印刷されます。なお、ご利用期間はインストール後30日間になります。

  • A.

    同一法人かつ同一事業所内であれば、複数PCにインストールしてご利用いただけます。
    また、2年目以降のご利用には年間ライセンス使用料が発生します。
    ライセンス使用料はパンフレットをご確認ください。

  • A.

    TOSCA-TWの操作方法や計算内容に関するご質問にはご回答させていただきます。
    しかし、法律的な解釈を伴うご質問、設計図面や条件等による個別のご相談等については、当社は検査機関ではなく責任を負うことができませんので、お答えすることはできません。

  • A.

    WEB(TV)会議により、ご説明をさせていただきます。
    訪問によるご説明など、具体的なご相談はパッケージ担当者にご連絡ください。

  • A.

    OS:Microsoft Windows10、11
      ※日本語版Windowsのみ対応
      ※各OSシステム要件はMicrosoftホームページを参照してください。
    ディスプレイ解像度:1,024×768以上(1,280×1,024以上推奨)
    フレームワーク:Microsoft .NET Framework 3.5
    プリンタ:Windows対応のレーザプリンタ(推奨)、インクジェットプリンタ
    Excel: Microsoft Excel 2016以上、Microsoft 365

導入のご検討に役立つ資料を
ご用意しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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