民間系ソリューション

圧力容器強度計算ソフト
(PRESSEL)

Solution

PRESSELとは

Outline

PRESSELは第一種圧力容器、第二種圧力容器に対応した強度計算書の作成支援ソフトです。
日本ボイラ協会様発行の『圧力容器構造規格の解説』に基づいて計算を行っており、『石油学会規格』に基づいた複合荷重(耐震・耐風)計算も搭載しています。
各種マスタによる自動計算、豊富な入力支援機能により、複雑な強度計算書の作成を支援します。
140社以上のメーカー様にご利用いただき、計算時間が半分以下になった、計算ミスが激減したなどの声も寄せられています。

PRESSELについての図

PRESSELの特徴

Feature

  • 90種類以上の強度計算書を用意

    圧力容器の胴板や鏡板(内圧計算・外圧計算)、フランジ、穴の補強などのほか、複合荷重(耐震・風荷重)にも対応しており、使用頻度の高い強度計算書を90種類以上搭載しています。
    印刷した強度計算書は日本ボイラ協会様の構造検査、個別検定等の申請書として利用できます。

  • 材料の許容引張応力や降伏点など様々なデータを内蔵

    『圧力容器構造規格の解説』『JIS B 8265:2010』に定められた使用材料を内蔵しており、使用材料と設計温度で補正された許容引張応力を自動で計算します。使用材料はユーザー様が追加登録することもできます。
    また、外圧材料曲線も内蔵しており、入力した設計条件から外圧計算の仮定最小板厚を自動で計算することができます。

  • 直感的な操作画面と多彩な入力支援機能

    強度計算書をイメージした画面上で、直感的な操作を行うことができます。
    注釈入力(文字・罫線・図形・画像の挿入)、参考図や資料の表示、強度計算書間のデータ連携機能など、多彩な入力支援機能を搭載しています。
    また、強度計算時には、入力データの妥当性のチェック(合否判定)を行います。

強度計算書作成の流れ

Flow

  1. STEP

    様式の選択

    強度計算書の一覧画面から作成するものを選択します。
    強度計算書は胴・鏡板(内圧計算、外圧計算)、フランジ、穴の補強、伸縮接手、強め輪などのカテゴリーに分かれており、選択すると強度計算書イメージの入力画面を表示します。

  2. STEP

    設計条件の入力

    入力画面に使用材料や設計条件を入力していきます。
    使用材料一覧からの材料選択、許容応力の自動計算、入力値の適合範囲チェック、参考図の参照などの入力支援機能が利用できます。また、文字や画像を挿入することもできます。

  3. STEP

    強度計算・合否判定

    必要な条件の入力を終えた後、強度計算を実行します。強度計算は『圧力容器構造規格の解説』に基づき自動計算します。強度計算の際、入力データの妥当性(様式不適合、板厚不足など)による合否判定を行います。不合格となった場合、表示されたエラー原因を参考にして、入力した条件を見直してください。

  4. STEP

    強度計算書の出力

    強度計算書を印刷します。強度計算書は個別に印刷する方法とまとめて印刷する方法があります。印刷結果はそのまま日本ボイラー協会様に申請用強度計算書として提出することができます。

多彩な入力支援機能

Ability

  • 注釈入力(文字・罫線・図形・画像の挿入)

    入力画面を注釈編集モードを切り替えることで強度計算書に文字や線を記入することができます。
    線の種類や色を指定することができ、参考図やユーザー様が用意した画像を挿入することもできます。※BMP形式、JPG形式、PNG形式の画像のみ使用可

  • 使用材料
    データベース

    圧力容器の使用材料(許容引張応力・降伏点・縦弾性係数・線膨張係数)を内蔵しており、選択した材料と使用温度により補正された許容引張応力を自動計算します。また、外圧材料曲線も内蔵しており、外圧計算の仮定最小板厚を自動計算します。※使用材料はユーザー様で追加することができます。

  • 参考図・参考資料

    設計条件の入力に役立つ参考図を画面上で参照することができます。また、圧力容器構造規格別表材料及びJIS B 8265:2010材料、パイプ寸法等の画面上で参照することができます。

  • サマリーシートの出力

    強度計算書の入力値と計算結果をまとめてExcelシートに出力します。
    複数の強度計算書が一つのシートにまとまっているため、設計条件の整合性、強度計算書間の入力値・計算値の整合性、判定結果(合格・不合格)などの確認に便利な機能です。

  • 様式連携機能

    上流の強度計算書の入力値を下流の強度計算書に自動展開し強度計算を行います。
    強度計算の時間短縮とともに、データの二重入力や入力ミスを削減することができます。また、連携したパネルは部品化して登録することが可能です。

導入実績とお客様の声

Voice

導入事例

福岡県
(A社:機械器具設置工事業)
5~6時間の時間短縮に成功

許容応力の計算が簡単にできて、強度計算も容易にできます。強度計算書作成の時間を5~6時間も短縮することができました。

導入事例

大阪府(B社:製缶板金業)
作業時間が大幅に短縮

作業時間を大きく減らすことができました。
申請書として使用できるだけではなく、お客様に対しても安心して提出できるようになりました。

導入事例

北海道(C社:機械設計業)
転記ミス、計算ミスが削減

様式連携機能で転記ミスがなくなりました。
複数の強度計算書を同時に作成できるため、相互比較もしやすくなり、計算ミスが減りました。

導入事例

茨城県(D社:製缶板金業)
充実した機能

注釈機能(文字・罫線・図形・画像の挿入)が便利。JISの適用条文のみ表記するノーコード印刷といった細かい機能も充実しており、申請以外にも幅広く利用できています。

よくある質問

FAQ

  • A.

    デモ版(DVD)をご用意しています。「資料請求」より資料をダウンロードしていただき、デモ版貸出申込書に必要事項をご記入のうえ、FAXまたはメールでお申込みください。

  • A.

    正規版と同じ機能をご利用できますが、強度計算書はサンプルとして印刷されます。
    また、ご利用期間はインストール後30日間になります。

  • A.

    1ライセンスで1パソコンのみでのご利用となります。
    また、2年目以降のご利用には年間ライセンス使用料が発生します。
    ライセンス使用料はパンフレットをご確認ください。

  • A.

    PRESSEL内の操作方法や計算内容に関するお問い合わせいただくことはできます。
    しかし、法律的な解釈を伴うご質問、設計図面や条件等による個別のご相談等については、当社は検査機関ではなく責任を負うことができませんので、お答えすることはできません。

  • A.

    WEB(TV)会議により、ご説明をさせていただきます。
    訪問によるご説明など、具体的なご相談はパッケージ担当者にご連絡ください。

  • A.

    OS:Microsoft Windows10、11
    ※日本語版Windowsのみ対応
    ※各OSシステム要件はMicrosoftホームページを参照してください。

    ディスプレイ解像度:1,024×768以上(1,280×1,024以上推奨)

    フレームワーク:Microsoft .NET Framework 3.5

    プリンタ:Windows対応のレーザプリンタ(推奨) 、インクジェットプリンタ

    Excel:Microsoft Excel 2016以上 、Microsoft 365

導入のご検討に役立つ資料を
ご用意しています。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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